薬品や研究用の試料等を保管するための冷蔵庫や冷凍庫は、家庭用とは違い求められる能力がシビアです。
自分たちが求める能力を有しているかは、カタログスペックから判断されますが、実際にその能力を有しているかを確かめるにはどうするのか?
実際に温度を測ってみるのです。
写真は最も標準的な中に何も入っていない無負荷状態での測定風景です。
研究施設などでは、無負荷状態でカタログスペックを有していることを確認した後に、実際に運用することを想定した有負荷状態での測定というものを行うことが多いです。
有負荷測定とは、実際に運用する際に庫内に入るであろう薬品や試料の量と特徴の似ているダミーの不可を庫内に置いて、その状態での温度がどのように推移するのかを記録します。
測定するポイント数や測定時間、測定回数等はそれぞれの施設の運用ルールに基づいて行います。
そうして厳しい基準をクリアしたものが、初めて薬品や試料の保管に使われるのです。

P.N. (000-18)

  • 場所

    岡山県某所

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